2013年3月17日日曜日

佐敷上グスク(さしきうぃぐすく)東御廻り 拝所5

佐敷上グスクは331号線沿いの大きな鳥居から車で入れます。沖縄にも神道の神社はありますが神社以外ので御嶽(うたき)の入り口にも鳥居が立てられています。これは明治維新から琉球処分以降の「皇民化政策」による神道施設化の結果であり、本来のものではありません。沖縄本島では戦後、鳥居が撤去された御嶽も多いそうです。

前の三つの拝所と違い、内地の神社のようです。

神社であればこれが拝殿になるのですが、何もありませんので通過させていただきます。

月代宮(つきしろのみや)。このグスクは琉球を統一して初代の琉球国王となった尚 巴志(しょう はし)とその父、尚 思紹(しょう ししょう)の居城跡とされている。月代宮(つきしろのみや)は尚父子を含む八体を合祀し、明治期に建立された。

月代宮のうしろにひっそりではありますが、何か存在感のあるところがあります。こちらが本来あった拝所ではないでしょうか。どちらとも、しっかり挨拶させていただきました。